ポーキングカレー大盛り

5回目の私的備忘録

イヤホン

今使ってるのはFX300だけれど、やや上ずった音と、屋外では耳腔に向いているとはいえ、ダクトの数が多い弊害で「音漏れしにくいオープンエアー型」みたいで電車では低音がヌケてあまり宜しくない、ついでに耳に掛ける部分が汁で硬化してきて何となく怖くなってきた。ハンズで合皮製品用の可塑剤でも買ってきて復活させようかと思ったけど耳の裏が困った事になりそうで怖い、大体お高いしね。
改造スパプラは遮音性は大分マシになって、音も鮮やかさや解像度はFX300にかなり劣るものの聞き疲れもせず(超)劣化GX200として屋外使用には丁度良い音だが、やっぱりあんまり音に不満があるというジレンマ。


そんでもって色々調べて見たら良さげなのが見つかった。今まで使ってたのがGoldring GX200という、もこもこ低音大魔王だったので、高音がそれほど気にならず、そこそこ低音が出て左右対称の長さのケーブルでケーブルを耳に掛けなくても良くて(出来れば両方出来そうで)、なるべくShureやEtymotic系の細径ステムで、お財布にも優しいものを調べてみた。


  • Klipsch Image S4(8k円後半〜9k円台)

CNET(時事から四方山話にPCガジェットのニュースサイト)で「2009年度100$以下で買えるベストバイなイヤホン(+ CNET Editor's Choice)」に選出されたそうで、同社のスピーカーやイヤホンとは相反する低音ボンボン高音シャキーンな豊かな音だとか。使いやすそうなケースが付いてるのとイヤチップも今のと使いまわし出来るし付属のイヤチップも評判がよく、GX200で音圧が欲しい時にトリプルフランジの代わりに使っていた、Shureのソフトフレックスよりも装着感が良いとか。
海外でも便所の落書でも細身のケーブルの耐久性に不安があるらしく、その点怖いかなぁという感じ。

バランスド・アーマチュア型(金属パーツをコイルとマグネットで挟んでどうのこうの、要するにマグネティックイヤホンみたいな奴)で低価格な割りに結構頑張った音らしい。去年eイヤホンで試聴もした事があったが、何となく低音がうーん…という感じで、同じ値段なら中高音特化のER-6iかダイナミック型の方がいいかなーとも思ったが、今更もう一度聞いてみたくなったので候補に。
こっちは100$以下で買える(ryレビューではS4に続き次点。海外でも音の好みで評価が分かれるみたいなので悩みどころ。一致するのは「1万切っててこの音ならありなんじゃないの?」っていう可も無く不可も無くという微妙な感じ。

  • Micro Solution Ears Monitor Pro 4(4980円)

Micro Solutionというあまり聞かないメーカーさんだったが、イヤホンのOEMとかマニア受けする自社製品に定評のある会社で、旧モデルのEMP2を簡素化・単純化し改良したモデルらしい。音も多少大人しくなったとか。それでもドッカンドッカンの音らしい
元々7000円位だったのが自社サイトやAmazon店でほぼ半額で投げ売られているのに注目。EMP2もほぼ同価格まで落ちたが(こっちは処分価格らしい)コードがu字なのと筐体が真鍮製で重いらしいのでパス。

  • maranz HP101(8800円)

低音もそこそこで癖も無い中々お上品な音だとか。少数のネットショップしか扱ってないみたい

  • Audiotechnica ATH-CKS70(5k〜6k円台)

店頭で試聴したが低音強調型で、オーテクっぽいソリッドな高音でも無くていい意味で拍子抜け、同社のCK7より落ち着いた音で良かった印象。形状は嫌いだが国産イヤホンにしては遮音性も良く、同じく候補だったソニーのMDR-XB40と比べると遮音性と装着感の消去法でこっち、という感じ。