ポーキングカレー大盛り

5回目の私的備忘録

DELL 2209WA

なんだかんだでSXGAの解像度に横幅がちょっと長くなったの無いかなぁ、でも流行の大画面フルHD役不足だなぁと思ったのでUXGAかWSXGA+で23インチ以下の奴を探していた。というのも、古い液晶は飯山の17LE-1という17インチSXGAで、デスクのスペースにもピッタリで中々目が疲れにくいものだったがワイド液晶でレポート作業(MS Office)したのが運の尽き、初春セールでDELLオンラインストアでe-IPS液晶の2209WAが18800円ってぇ事で買ってしまいました。

http://www1.jp.dell.com/jp/ja/business/peripherals/monitor-dell-2209wa/pd.aspx?refid=monitor-dell-2209wa&cs=jpbsd1&s=bsd


法人向けモデルって事だけどお金儲けしてれば何でも良いのだろう、きっと。1/4日に振込み完了、1/7日に到着。
流石にデカいかなぁと思ったけど確かに横がデカい、そんでもってスタンドが超ごっつい。ビス止めでは無く、ディスプレイ裏のバネ式のツメでバチィッと固定する形、本体は22インチWSXGA+でACアダプタ内蔵という事で厚みや重量はあるが、安定感は十分。
スタンドには支柱にスプリングが仕込まれてて、ディスプレイ自体をスムーズに上下出来る。またスタンド基部自体が回転するのでこれまたスムーズに。他のディスプレイに流用できそうに無いのは悲しいけど業務用!って感じでデザインも造りも2万しない機種にしては一線を駕してる感じ。

LCD周りのフレームが野暮ったい感じのデザインだが、全体がブラックとシルバーのツートン、シルバーはツヤ消しでブラックはシボシボの梨地のような感じで派手さとは無縁の落ち着いたデザイン。各種コネクターケーブルを纏めるホールが支柱に確保されていて、まさに機能美というか業務用品チックで好み。

画面は初期設定は明度・コントラスト比共に凄く明るく、シャープネスも強調され過ぎなので調整必須。視力は良いけど目が腐ってるんで色は何ともいえないけど、古い廉価品の液晶とかCRTよりよっぽど良いと思った。画面設定はあまり詳細には出来ず、画面表示はは16:10、あるいは4:3のみ。HDCP対応なのは当然ながら嬉しい。

入力はDVI-D、D-SUBの二つ。それとUSB 2.0のポートが4つ(通常時で下面アップストリーム端子側に2つ、左側面に2つ)で、USBオーディオインターフェイスも動いたので大概の機器は接続しても問題無さそう。

アラを探せばドットの不良とか色むらは無かった。ノングレア(テカテカしてない奴)なので、目を凝らすと虹色のツブツブがテラテラするが許容範囲、疲れやすいという話もあるが安物液晶と変わらないのではないだろうか。学校や研究室のNECとかナナオのLCDや往年のCRTに比べればふぐおおおおおお!って感じだけど。

応答速度は中間色で平均6ms、リフレッシュレート75Hz対応でフレーム遅延は1フレーム無いとか何とか。17LE1とニコニコ動画の残像動画(50fpsだけど)を見比べるとあー少し良いかなぁと思ったが、ゲームや動画での残像感は10msの17LE1と変わらないかなぁ、余り気にならないといった感じ。僕の目がうんこなんでしょう、きっと
液晶ディスプレイ応答速度判定 - ニコニコ動画


  • A4実寸で2枚表示も

  • 古いゲームも発色のいい大画面なら……と思ったけどやっぱり時代を感じさせる。4:3または5:4しか指定できなかった。

  • ワイドの恩恵はRTSとか表示情報の多いゲームにも発揮する気がした。インチキしてスカーミッシュのAI Brutalを2対1で観察してたけどやっぱおかしいわBrutal

  • SSを保存するとグロー効果とか無くなってたけど、明暗のコントラスト比とか前の液晶よりよく感じた。


視野角に関しては評判どおりといった感じで、結構な角度から見ても色ムラとか変色が起こりにくい。ウリであるピボット機能(右90度に回転させて縦長解像度で使える)の本領発揮と言った所。
ドットピッチは0.282mmと、SXGA 17インチで0.263mmより大きめで、ややソフトフォーカスの掛かったシャープネス30が文字を読むのに丁度良い感じだった。


文字打ちとか、ごにょごにょする時とかやっぱりワイドを使うと止められないというのはよーく理解できた気がした、あとゲームするならスクエアでドットピッチの小さいものが好みなんだなーと改めて思った。