ポーキングカレー大盛り

5回目の私的備忘録

デブじゃねえ!骨太なんだよ!

痛いニュース:日本食、海外で大人気…日本は「肥満」少なく、けた違いのスリムさ



数年前京都のモリタ屋さんですき焼きをご馳走になりウーロン茶を注文した時、丁度仲居さんが四方山話で、

「京都は外国の方もよー来はりますんえ、うちにも京都肉をお召し上がりになる方がよーお見えになりはります(超京都訛)」

と色々語ってくれたが、中でもずっと覚えているのが、

アメリカからお見えになる方はみんなこう言うんですよ、『ナカイサーン、シュガー抜キノ、ダイエットコークアリマセンカー?』って。ホンマですよ?(超お上品な微笑み)」

なんでもビジネスマンの場合、特に大企業の場合キャリアーで高い地位の場合、ブーデー=自己制御の出来ない肉塊というものでいい印象では無いらしい。かといって4割はジョークで、デブが居ない訳では無いっていう。だからダイエットコークが無いと分かりやすくガックリする、という話を聞いたが、酒も肉も食べる量が半端では無いとか。てめーらコークなんぞよりウーロン茶飲めよ、烏龍茶。
しかしそんなアメリカの食文化には、ドクターペッパー、バーボン、アップルパイにタバスコと敬愛すべきものがある。歴史の若い文化だからこそ可能な、そのワイルドさと現代文化がフュージョンした荒削りな食文化はとても素晴らしいものだと思う(他人事)。だがTERIYAKIソースと駄菓子、てめーらは駄目だ。

結局モリタ屋さんのお肉は超絶高級霜降り京都肉で、多分一生食べれないんじゃないか、っていう脂という脂がトロける世にも恐ろしい牛肉でしたが、それすらもモリモリ食べて、「HAHAHAHAHA!ダイエットコークだから大丈夫!」なんて言い切ってしまえるのは、食文化以前に体格や人種の違いなのかもしれません。
鰹だしうめー、味噌うめーで、生水飲めて生卵を白飯に掛けて食べれる日本に生まれて幸せですが、今の自分が他の国に生まれていたらどんな食べ物にうめー、と感じているのかちょっと興味をもってしまいます。