ナマ楽器とか
弾けもしないくせに小学生の頃粗大ゴミからサルベージして、高校2年のとき引っ張り出してさあ弾くか!って思えば第五弦がぱっつんして四苦八苦でまた放置していたクラシックギター、YAMAHA G-100Dの弦が、今度は派手な音を立てて第二弦が切れたので、この際修理しようと弦を取り替えてついでに綺麗にしてやる事にしました。
というのも、廃盤になったCDを探しに近所の複合量販店のCDショップ兼楽器屋さんに行った所で、YAMAHA NS100というクラシックギター用の弦一式が600円でワゴンにバラバラと置かれていたのがそもそもの始まり。
このG-100Dは'60年代後半〜'70年代初頭にかけて製造されたオーソドックスなギターらしく、金具はステンレスでペグ・ブリッジなどの樹脂部分はセルロイド製(多分)で、仕様表と木目を比較すると表板がスプルース、裏板、側板はサペリ、指板がパリサンドル材製で、廉価な代用素材が多く骨董品でもあまり価値のあるものではなさそう。
年季のせいかボロっちい響きなものの、割れやネックの反りも無く、ド素人目線では程度はいいとおもう。
中古相場は、Yahoo!オークションの場合500円〜3000円程度で取引されているらしく、結構な数が出回っているように見える。
とりあえず古い弦をすべて外し、金具を取ってはみたものの、ペグ受けの金具がステンレスの癖に腐食しかけており、ピカールで磨いても埒が明かないので食酢にブチこみブラシで擦ってからピカールで磨けばアラ不思議、結構カッコいいレリーフが出て来たではありませんか。でも糸巻きのギアが真鍮製だと思ったら真鍮メッキだったなんて安っぽすぎるorz そして仕上げにシリコンオイルで潤滑とサビ止め。
さっそく弦を張り替えて、汎用電子チューナーのKORG CA20(10年ぐらい前に買って押入れに眠っていた。2280円)で調律したものの、張りたてなのかリアルタイムで音が変わるのに少しびっくり。とりあえず何時間か放置してから調律しなおして、禁じられた遊び(のリフ)を弾いてみた所……
____ /_ノ ' ヽ_\ /(≡) (≡)\ うっううー蘇えりしビンテージギターの眠りが覚めるお! / /// (__人__) ///\ きっとナマの艶っぽい響きをかなでるおwwwwwww | |r┬-| | \ ` ー'´ / ____ / \ / ─ ─ \ / (●) (●) \ つーか当然だけどいいツール使って | (__人__) | リアルスキルが上がれば世話無いよね \ ` ⌒´ /
うーん、あんまり変わってないような……?新品の弦に交換して劇的に変わる事を期待したんですが、ギターの素性の問題であるみたいですね……
なんか指板にレモンオイル塗ったりボディにワックス塗ったりとか細部と見てくれも少し直してやりたいですが、30年以上前のエントリーモデルにそこまでやって後悔しないかと言われたら多分後悔するのでしません。