ポーキングカレー大盛り

5回目の私的備忘録

P2Pには愛がない

WIDEプロジェクト、IRCサーバーの運用を終了へ -INTERNET Watch Watch
うわーお…懐かしいなァ……ここいらはめっきり起動してないけどwide.ad.jp系で随分とお世話になった。よく考えたらfriend-chat.jpとかhimitsukichi.comばっかだから移行とかはあんまり関係ないか、ゲーム関連のチャンネルばっかだったし(内容はWLMのいつもの内容とお察し下さい
今となってはmixiだのブログだのグループウェアも普及したし、実際ウチのサークルもIRC(先々代)+メーリングリスト→Aipo(CentOS 4で稼働中)みたいになって、やはりこういう遠隔ネットワークというかコミュニケーションツールの変遷ってのは紆余曲折の変化があって興味深い。
NHKだかで、ケータイジャンキーの厨房が「つながってないと駄目なんだ」「グループと馴染むにはまずケータイで情報交換から」とか何とか言ってたけど、諸々の問題は置いておくにしても繋がりが無いとヒトってのは中々生き辛いってぇのは「中々正直な事言ってくれるなぁ」とそれを見つつ思った。
そういうガジェットが一般化してごく当たり前に、よく分からないまま浸透してくってのは結構恐ろしい事とも言えるけど、抵抗が無いほうがもっと前に進めるなんて事もあるかもしれない。自分の世代で言ったらSFCN64とかPSで話題づくりしてたとかそんなんだけど、とにかくゲームゲームみたいな感じで今の「若者におけるケータイ問題」なんて当人からしたら大したことではない、という認識で深く考えても仕方がないものでは無いか。
違う部分と言えば、多彩なコンテンツにより多くの情報やコミュニティを発見できる、それも電波が送受信できればどこでも。よく言われてる高額なパケット料金とかダイヤルQ2的有料サービスへの安易な接続誘導とか10年前に通った人は多いんじゃなかろうか(ISDNの友達とチョーシこいて"長チャット"して、月末6k円請求されて大目玉喰らってごにょごにょ)。同じお金の金額にしても、インターネットそのものがちょびちょび浸透した時代のと、今の価値観では違ってきてるのかな。
顔と顔じゃないと伝わらないニュアンスなんて当たり前だけど、離れた方が話せる事もあるしそういう面では機会を持ち易い今の時代は恵まれてると思う。ただこういう自分のような、大概のコミュサイトのアカウントで罵詈雑言垂れ流し一方通行上等コンテンツならいいけれど、メールであれチャットであれ、会話したいと思っても相互の意思疎通が無ければこれ程虚しいものってのは無いと思う。だからと言って乗らない相手を非難したい感情を割り切らないと後々自分であれ不愉快な思いをするのはもっと悲しい。インターネットとリアルをごっちゃにするのは面倒だと思うなぁと思うのが自分の感想。
程々に人間関係を面倒臭がりたいっていう人間ばっかりと知り合ってるからアレなんだろか。