ポーキングカレー大盛り

5回目の私的備忘録

CA870シリンダー修理

中古のマルゼンCA870 G&P Mad Dog仕様を衝動買いしてきました。マルシン・アンシュッツDXに引き続き、長物エアコッキングが無性に欲しかったので。
仕様はG&P製のフロントキットとフォールディングストックを組んでかつアウターフレームがFRP製(安いアルミフレームは信用出来ない)、という事でガポガポ遊ぶには良いかなぁと思った次第。


早速撃ってみると、がきょっずこっ……(何かフォアグリップの引きが重い)ボムッっと安っぽい大きな音を立ててターゲットに命中。照☆さえないけど銃身にベンチレーテッドリブが付いてるからあんまり問題ない。重い原因を調べてみるとメタルアウターが末広がりになっていて、チューブキャップをしめ過ぎると、微妙なひずみがフォアグリップの抵抗になっていたのが原因。G&Pのパーツは見てくれは良くて好きだけど、時々寸法が微妙に違うって事がね……(激安中華パーツみたいに即廃棄とか泣く泣く加工しなくても良いだけマシだけど)ネジにスペーサー噛ませてキツくしまり過ぎないようにして対処。
その後ビビリ音の低減とホップ調整も兼ねて分解……アウターフレームはCA870 CQBというレール付仕様のものらしく、純正マウントレールをポン付けできそう、手に入るかは別として。勿論可変ホップということに期待したが……ホップパッキンとネジがどっかに飛んで紛失(したような気もするけど最初から入ってなかったような)。
気密して頑張るとして改めて中を見ると、うわさのベアリング付スプリングガイドに、多分強化スプリング。出品者様の履歴を見るとなんと傷までそっくりな別のカスタムCA870を落札していて、G&P M870 Mad Dog仕様という事になっていた。とすると、出品者様は落札したはいいけどもメタルストックの「豪快さ」とコッキングのシブさに落胆して、手持ちのフレームとメカボックスをありあわせて(もとのやつの方が中身良かった?)メタルフレーム分だけ元を取ろうと思ったのかと勘ぐってしまった。でも向こうも差額で市場価格よりちょっと安いぐらいでメタフレが手に入ったし、こっちも欲しかったからwin-winって事で良いのかな。ホップ無いけど。

そんでもってがちゃがちゃやってるうちに悪魔の二重給弾が。マガジンを破壊して取り出したまでは良かったが、ひん曲がったBB弾と、角が丸まったシリンダーの爪が……


CA870はアクションバーを引くとシリンダーの爪が引っ掛かってピストンとともに後退し、後退し終えるとシリンダーはその場で止まりピストンだけ引かれ、シアーに引っ掛かって完全にアクションバーが後退するとフォアエンドを戻す際アクションレバーの切り掛けにシリンダーがかかって前進し、マガジンからの弾を中心の爪が引っ掛けてチャンバーに送り、発射可能になるとアクションバーロックが掛かりフォアグリップが引けなくなる、という構造だが、このシリンダーがABS製であるのが悩みのタネで、給弾の爪が掛けるとか不安定な状態のコッキングでアクションバーが掛かる爪が欠けるとか色んなトラブルが散見されるが、今回は後者のトラブル。
マルゼンさんに別途注文して1500円+郵送料で買えるらしいが、面倒くさいんでビスをネジこみました。

これで多分大丈夫になったんじゃねえかなぁ。社外品の強化シリンダーとかまだですか……


当面の弄りは適当なサイトを見繕う、防振・ビビリ音改善、排莢口を塗装する……位か。もう予備でも注文してしまおうかなぁ。
あと内部構造を自分用にメモ……

生涯現役だもんで

ひまぢん 歌詞:俺
想像してごらん死んだら天国も地獄もない
クライストなんて嘘っぱちだ
みんな仕事して今日の稼ぎのために頑張って生きている
なのにどうだ人の悪口ばっかり言いやがってしばくぞ


っべー忙しくてマジやべーわとか抜かしてた割にたらたらとやってます。ここからが本当の地獄なんだけども。
お楽しみにしてたFallout:New VegasはEDGE Awardsで「バグ賞」にノミネートされるなどとっても印象深い作品でした。お話としては西海岸から秩序の押し売りに来た政治屋さんと、現地の脳筋タカ派のCV.折笠愛の指揮する悲哀の中間管理職とその末端と、インテリ崩れのドヤ顔ジジイの指揮する恐怖のローマ人コスプレ軍団と、寄生虫呼ばわりされたり人間のクズやってたような声のやたら長生きなワンマン経営者+αの三つ巴の戦いを描いたお話。
前作が、温室育ちの19歳が外界に出て、オヤジを探したり平和を乱す悪のエンクレイブをコテンパンにするという明確な目的があったものの、今回はしがない運び屋が荷物のせいでとばっちりを受けて何とか一命を取り留めて、「とりあえず」落とし前をつけに行ったら度胸を偉い人に気に入られてチヤホヤされ始めて、えー運び屋困っちゃうーって感じ。カオスの権化になるのも新カリフォルニア共和国名誉市民になるのも道中の行動で色んな後日談が増えたのは嬉しい。

レベルデザインはまぁまぁとして、全体では何かなぁといった感じ。武器MOD外せないとか、ファスト・トラベルの位置が不便でいちいちロード挟まないとクエストで往復する場所に行けないとか、クエストのフラグが悪い意味で絶妙で、初見では進行不可な時があったりとか、2レベルごとになったPerk取得や勢力システムが窮屈で欲張ったプレイがしづらかったり。
ハードコアモードは施設以外で部位損傷を効果のあるアイテム以外で治療不可、徐々に回復といった要素が地味にキツく、また空腹・渇き・睡眠の要素は意外と解消しやすく、サバイバルスキルの価値や武器弾薬の取捨選択もスタルカーみたいで楽しい。ただエナジー系弾薬とミサイルが重すぎて主力にしづらいのが残念。
FO3以前はやった事が無いけれど、FO3がベセスダとしてのFallout 3なら、今作はオブシディアン流の流行りのヌルゲー志向にした「Fallout」なのかなぁ、って気はした。


12/24にパッチが来たんで一部の武器弾薬が手に入りづらいとかレシピの材料がねーぞみたいなところや、問題のクエストのフラグ管理がだいぶ楽になった(バグ賞に一票入れたいくらいからの改善だけども)から、定価の7割位の値段で買えて、FOの世界観と、タンブルウィードと権力の犬になるのが好きなのと乾いたモハビの風景が好きならオススメ。

あの頃、きみは何をしていた?

10/28にウチにきました、serial experiments lain Blu-ray BOX|RESTORE。もともと2009年のC76でプロモがあって、延期になったり音沙汰が無くなったり色々情報が錯綜したものの、発売する目処が立ったのと色々オマケも付けるよーという太っ腹なプロデューサさんの発言で購入決定。

売り切れて再生産されるのは結構掛かると聞いたので、konozamaを恐れて紀伊國屋さんで予約して発売日当日に到着したものの、Amazonでさえ前日到着とかあったそうで、それで直後売り切れで他の店舗ではまだ余裕あったり売れてんのか売れてないのかさっぱり分からない作品。
特定のお店や店舗で予約したり店頭売りでセル画つけるよ!っていうのをちょびっと見たのを思い出して、翌々日に名古屋祖父のバイトの子に聞いた感じだとあーありましたねぇ、なんスかあれ?って感じでそんなに興味はない感じだった、けど売れたみたい。
アナログ世代の「味」っていうのは確かにいいけど、エイジングした「味」より媒体の中で瑞々しく保ってほしいっていうのは自分の趣味に共通したことだと思うし、それで新機軸の挑戦をしてくれちゃったもんだから買うしかない、って感じ。こーいうグッズってのはプレゼントデイ・プレゼントタイムな訳だし(通帳の残高を見ながら

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ここは荒野のアフガンだ

色々前評判が微妙だったり(マルチとかマルチとか)、公式ファンサイトとしてお馴染みEAJが無駄に凝った仕事してくれたり、NHKにデビューしたりで何かとお騒がせだったMedal of Honerシリーズ最新作のMedal of Honer。
正直、現代戦とか飽きたよ俺はMG42にハチの巣にされて、M1ガーランドのガックガクのリコイルで豆みたいな敵をヘッショーしてーんだバーローという先入観で見ていた訳ですが、昨日無類のMoH好きの兄様が日本語吹き替え版を衝動買いしてきたんでやってました。


とにかく気になった点は、

  • とにかくトマホークとかCQB-Rとかで武装して髭もじゃグラサンシュマーグの特殊部隊っぽい恰好とかとてもいい感じ
  • セレクター切り替えでパチパチ遊べる
  • リーンはABみたいだけどボタン押しながらとかひと手間付けられた。
  • 照準補正機能あり。切って遊んでる
  • 時々テクスチャが低解像度のもんで表示されてその後なおったりとか色々
  • キーコンフィグは大雑把な操作体系から選択するのみ
  • 音声言語は日本語一つで字幕なし
  • 全体的に音良すぎワロチ
  • 突然湧いたりアホの子の皮をかぶったゴルゴのAI
  • 味方つえー

みたいな感じでシングルはそこまで悪くない。ゲーム性は及第点として雰囲気だけでも買ってよかった気がする。そこらのリアル系より気合が入っててとても良い。
でも何か吹き替えは物足りない感じ。英語音声までは言わないけどせめて字幕を入れれなかったんだろうか。

Nullpoint移転

ポイントでもなんでも無いんですけども。
中坊の頃にkutikomi.netからCGI弄りに興味を持ってiswebに移転、大した更新もせずに一方通行垂れ流しコンテンツで今はもうブログ中心で5年以上もやってきた訳ですが、タダほど高いもんは無いというものでして、この度iswebからどこかの貸鯖に移転することになりました。


インフォシーク iswebライト 終了のお知らせ | インフォシーク ユーザサポートからのお知らせ - 楽天ブログ

しかしながら、インターネットの発展に伴い情報発信ツールも多様な進化を遂げており、無料のホームページスペース提供サービスとして運営してきた「インフォシーク iswebライト」は当初の役割を終えたものと判断いたしました。長年に渡ります皆さまのご愛顧に深く感謝しております。


なんかなぁ、イーバンクの件といい楽天さんと相性が悪いのか俺。
ここ一年以上はてなダイアリーさんのほうのウェッブでログってばかりなので、いっそ放置も……と思った次第ですが、今はだいぶマシになったと聞いたのでland.toさんにでも移住しようかと。
ただ大体の人と同じ懸念なんですけども、iswebの過去のコンテンツとして放置されているリソースが消えてしまうっていうのはちょっと残念な気がします、仕方が無いことなんですけど。ホームページという物自体がSNSやらTwitterやらブログやらの方が各種サービスで多機能化した時代であるので、これから無料スペースサービスは今以上に縮小するのかなぁ、なんて。

ただ移転先はHTMLなコンテンツのみにして放置、という形になると思います。

ケース交換(HEC 6AR6IV→Scythe SCFW-1000)

*7月末に購入


前のケースはHECのミドルタワー6AR6、現在の6A19シリーズの前タイプで、一昨年PCを組んだ時にヤフオクゴミ不用品として諸々と格安で頂いたもの。何がいいって堅牢なフレームに0.8mmの鋼板パネルに片側からスライドして取り出せるシャドウベイ、半スクリューレス仕様、シャドウベイを潰せばそこそこ長いグラボも運用可、ぼてっとしてモッサい飾りのない「箱」っていう部分が使えば使うほど惚れた感じ。
逆に何が嫌かって5インチベイが専用レールを使用するせいで数ベイ使用タイプが隙間や位置ずれで恰好悪くなるor調整必須、というかベイに対して相性の悪いパーツが結構ある。堅牢と書いたが工作精度が微妙、フロントパネルの耐久性、特に固定用のツメやUSBポートの仕切りが耐久性が不安、あとシャドウベイを潰してまでグラボを使うと致命的にエアフローが最悪になるってところ(当然


そんで最近の上位ランクのグラボってすごく長い、特にRadeon。普及帯がちょっと前の業務用フルサイズと肩を並べる日も近いかもしれない。長さ自体はケースに合ってても、カードによっては後部に補助電源端子が付いていて取り回しで泣く、って事も留意すると、シャドウベイを潰さない範囲の奥行は最低50cm超は欲しくなってくる。ついでにフロント周りがまともな造りの奴。

ZALMANのGS1000とか質感もすごい良かったし値段の割にアルミフレームでホットスワップ最高(先輩談)だったが、HDDを積みまくる訳じゃないしなによりフルタワーは現物を見るとデカ過ぎた。
ATXサイズでそこそこ大きめのは無いかなぁとネットを徘徊していると、フルアルミケースってお高いんでしょ?それが特別価格の3980円!まあお安い!ってなATXケース、Fenris Wolfなんぞありました。結構評価は微妙だけども色んなとこで投げ売られた上の感想は上々。1mmアルミパネルなんて信用ならない性分だけども3980円なら防音材張っても無駄銭にはならないと思い購入。


  • 外観


鎌印のバッジは最高に気に入らないのでビリっと剥しました。でも凹みが作ってあって(´・ω・`)

真っ黒。漆黒に選ばれし男の体制への逆襲では無いけれど、ベイのパネルも後ろも前も中身からネジまで真っ黒。フレームからフロントパネルまでフルアルミ、それだけに空重量6kgと軽すぎて不安になる。表面塗装は可もなく不可もなくだけどムラも無く、バリの処理もしっかりされてるので安心。
不安の種だったサイドパネルはスチールよりはるかに軽量で、密度も少なくやはり頼りない感じ。ただ歪みさえ作らなければ立てつけも良く、グラボの2400rpmの12cmファンをブン回してもビビり音は6AR6IVよりしなかった。ある程度の余裕があるせいもあるだろうけど。ネットの評判ではHDDの回転で箱鳴りした人もいるらしいから防音材を貼り付けておけばかなりいい感じになるかも。
フロントパネルは右開きでこれも黒色でヘアライン加工の肉厚アルミ製。マグネット固定式で楽に開いてピタッと閉じる。大部分のメッシュは微妙に中が見えにくく調整の都合でアクセサリをずらしても気になりにくい感じ 

フロントインターフェイスはケース上部にフタ付で、E-SATAが一つ、USBが二つ、マイク・ヘッドホン端子。スイッチは正面上部にある。
     
ベイは5インチベイ9個に専用の3.5インチマウントがついてくる。固定は古臭い左右からのネジ止めで、重くてよっぽど振動する機器でも無ければどっちか横だけでいいかもしれない、面倒くさい。
難点といえば文字通り「掴みどころがない」。自分の場合、壁際の机の下にギリギリのスペースで突っ込んでるので、せめて背面に手をかけれるところが欲しかった。
あと、ホコリの面から下置き電源は嫌だけどこーいうのはそっちの方が弄りやすいと思った。

  • 部品


ねじ止めしまくり。再度パネル固定にHDD用マウントに固定ねじにそれを固定するねじにベイ固定用のネジに、予備の分まで沢山くっついてて笑った、もともと新品のケースなんてサークルで買ったしょっぱい奴しか知らないからこれが普通なんだろうか。
あと折り曲げ加工とかベイ裏にネジを落とすと取りにくかった。磁石ドライバがあるとすごく便利かも。
HDDが4つほど固定できるスタビライザー付マウンターが付いてくるが、コイツもHDD固定もフロントベイに固定するのも左右からのネジ留めが必須なため取り回しはすこぶる悪い。
あとフロントにはベイに内蔵可能なファンアダプター(12cm 800rpmファン付)がついている。ぶっちゃけ同社の簡易鎌平、フィルターがついてないのはどうなんだ。

ベイやスロットのカバーもアルミ製かつ至極薄っぺらい、鉄プレスとかABSとか強度のある材質にして欲しかった。

 
M/Bスペーサーはなんかこっち使えみたいなのがくっついてて、比べるとデフォの奴のが3mmほど長い。

  • 中身

流石に標準的なATXケースより余裕がある。前面の5インチベイに各種アクセサリを追加する形になり、大型カードを装着する際もシャドウベイ代わりの付属HDDマウンタを前後や別のベイに適宜調節することが可能。
左右のパネルを外すとケーブルが通りそうなホールがあったりするけれど、強度の都合かバックパネル裏に梁があるため裏配線は無理。フロント側にわずかながら寄せ寄せできるスペースがあるのが救いか。肉厚アルミフレームに鋼板サイドパネルとかにしてほしかったなァ……まんまGS1000だけども。

幅が208mmの所為で、大型のCPUクーラーだとかなりギリギリになると思う。余程色物じゃなければ問題ないけども。

  • そのほか

気になったのがフロントI/Oの場所。デスクにモニターの横に置いて使う事は考えられてない気がする。だから机上に置きたいって人には不便。
真っ黒だからホコリが目立ちやすい。フロントファン部分なんかもうエアコンフィルターなり工夫してつけた方が絶対良い……
正面から左のパネルは叩くとビリビリするけど、ブン回しても共振しないから不思議。品質は良い。
片側から取り外し可能なベイ区画を設けてほしかった。
アルミだけにマジ熱源。でも確かにシステム温度はグッと下がった。


  • まとめ

PROS

    • 一つだけ言える真理がある。「男は黒に染まれ」
    • 超軽い
    • 工作精度は良い、全体の剛性も申し分ない
    • 専用パーツが少ない
    • 充実の付属品
    • エアフローを整えやすい
    • 自由度の高いベイ

CONS

    • 余りにも漆黒に選ばれすぎるからホコリが目立つ
    • Scytheのロゴワッペン(に合わせた凹み)
    • ネジ留めばかりで面倒くさい
    • ベイのアクセスも左右からのネジ留めのみ
    • フロントI/Oの位置
    • 側板の剛性がもうすこしあれば心情的に安心
    • 裏配線できない


とりわけベーシックなケースをグレードアップさせたようなケースに感じた。多くを期待しすぎてた感で書きなぐったけども本当にそんな感じ。
システムをちょくちょく入れ替えるのには不便な感じだけどそうでなければ不安な個所も無く安心はできる。PCケースって実機を見て、触る事が結構大事だと改めて感じた。

あとHECの6A19シリーズは名機ですよ本当。