ポーキングカレー大盛り

5回目の私的備忘録

生涯現役だもんで

ひまぢん 歌詞:俺
想像してごらん死んだら天国も地獄もない
クライストなんて嘘っぱちだ
みんな仕事して今日の稼ぎのために頑張って生きている
なのにどうだ人の悪口ばっかり言いやがってしばくぞ


っべー忙しくてマジやべーわとか抜かしてた割にたらたらとやってます。ここからが本当の地獄なんだけども。
お楽しみにしてたFallout:New VegasはEDGE Awardsで「バグ賞」にノミネートされるなどとっても印象深い作品でした。お話としては西海岸から秩序の押し売りに来た政治屋さんと、現地の脳筋タカ派のCV.折笠愛の指揮する悲哀の中間管理職とその末端と、インテリ崩れのドヤ顔ジジイの指揮する恐怖のローマ人コスプレ軍団と、寄生虫呼ばわりされたり人間のクズやってたような声のやたら長生きなワンマン経営者+αの三つ巴の戦いを描いたお話。
前作が、温室育ちの19歳が外界に出て、オヤジを探したり平和を乱す悪のエンクレイブをコテンパンにするという明確な目的があったものの、今回はしがない運び屋が荷物のせいでとばっちりを受けて何とか一命を取り留めて、「とりあえず」落とし前をつけに行ったら度胸を偉い人に気に入られてチヤホヤされ始めて、えー運び屋困っちゃうーって感じ。カオスの権化になるのも新カリフォルニア共和国名誉市民になるのも道中の行動で色んな後日談が増えたのは嬉しい。

レベルデザインはまぁまぁとして、全体では何かなぁといった感じ。武器MOD外せないとか、ファスト・トラベルの位置が不便でいちいちロード挟まないとクエストで往復する場所に行けないとか、クエストのフラグが悪い意味で絶妙で、初見では進行不可な時があったりとか、2レベルごとになったPerk取得や勢力システムが窮屈で欲張ったプレイがしづらかったり。
ハードコアモードは施設以外で部位損傷を効果のあるアイテム以外で治療不可、徐々に回復といった要素が地味にキツく、また空腹・渇き・睡眠の要素は意外と解消しやすく、サバイバルスキルの価値や武器弾薬の取捨選択もスタルカーみたいで楽しい。ただエナジー系弾薬とミサイルが重すぎて主力にしづらいのが残念。
FO3以前はやった事が無いけれど、FO3がベセスダとしてのFallout 3なら、今作はオブシディアン流の流行りのヌルゲー志向にした「Fallout」なのかなぁ、って気はした。


12/24にパッチが来たんで一部の武器弾薬が手に入りづらいとかレシピの材料がねーぞみたいなところや、問題のクエストのフラグ管理がだいぶ楽になった(バグ賞に一票入れたいくらいからの改善だけども)から、定価の7割位の値段で買えて、FOの世界観と、タンブルウィードと権力の犬になるのが好きなのと乾いたモハビの風景が好きならオススメ。